2019/1/13 天皇杯決勝 千葉ジェッツvs栃木ブレックス

2019/1/13 さいたまスーパーアリーナで開催された全日本バスケット天皇杯の決勝は千葉ジェッツ対栃木ブレックスの好カードとなりました。Bリーグで東地区の首位を争う強豪チーム同士の対戦です。

会場でブレックスの黄色いTシャツを購入して、栃木側のベンチ裏から観戦します。会場はジェッツの赤とブレックスの黄色に塗り分けられています。

さいたまスーパーアリーナはブレックスのホームである宇都宮からもジェッツのホームである船橋からも近い、絶好の会場です。

 

試合前のセレモニーには往年の名選手である佐古賢一氏が登場し、優勝チームに贈呈される天皇杯を披露しました。

ブレックスは田臥をはじめけが人が多く、この日の登録メンバーは8人。スターターはギブス、遠藤、渡邊、鵤、ロシター。ベンチには竹内、橋本、栗原の3人しかいません。

ジェッツもけが人がいて9人のエントリーです。スターターは富樫、パーカー、アキ・チェンバース、エドワーズ、石井。ベンチはダンカン、田口、西村、小野の4人。

ティップオフ。若い日本人ヘッドコーチ同士の采配が見ものです。ブレックスは安斎竜三ヘッドコーチ、ジェッツは大野篤史ヘッドコーチ。バスケットは時間の使い方、タイムアウトの取り方が大きく勝敗を左右します。試合に対するヘッドコーチのかかわり方が大きく、ヘッドコーチ鑑賞も観戦の楽しみの一つです。

走るチーム、ジェッツの外国人は皆よく走ります。富樫や西村のパスからの早い得点はジェッツの得点源です。ただこの日はブレックスが上手く戦いジェッツを走らせませんでした。

ブレックスの得点源はロシター選手ですが遠藤や鵤の活躍は見逃せません。特に遠藤選手はココゾトいうときにスリーを決めてくれます。この日は3ポイント3本13得点の活躍でした。

 

ギブス選手のリバウンドはブレックスの大きな武器です。身長188センチと外国籍では小柄ですが両手を広げると220センチあります。アメフトでランニングバックをやっていたそうで当たり負けしません。

 

渡邊選手はシュートが入りだすと止まりません。これはなべタイムといいますがこの日は不発で無得点に終わりました。

タフでシブい鵤選手。どことなく安斎監督に似ています。この日は10得点と活躍しました。

ブレックスのエース、ライアン・ロシター。23得点19リバウンドの大活躍。ただフリースローが10本中5本50%の確率。大事なところで入っていればこの試合勝っていたかも、、、

前半はブレックスが主導権を握りリードしましたが、ジェッツが追い上げて60対60でオーバータイムのもつれ込む好ゲーム。

 

オーバータイムはシーソーゲームで残り時間17秒でロシターがフリースローを入れて69対68でリード。ジェッツ最後の攻撃、スリーポイントラインの1メートル後方から富樫選手のスリーポイントが決まりジェッツが劇的な逆転勝利。1点差だから普通は確率の高いインサイドを選択するはずと思うところで、シュートを打ち、入れてしまうところが富樫は凄い、持っている。

 

比江島選手来てました。

勝利インタビューを受ける大野ヘッドコーチ。

何かを話す田臥選手と渡邊選手。

千葉ジェッツ全日本3連覇、賞金3000万円。Bリーグでの千葉と栃木の対決が楽しみです。次からは栃木に比江島選手が加わります。

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